2014年3月22日の夢

どこか都心の方の格好良いビルで予備校の同期の人たちが集まるパーティーみたいなのがあって、開場より30分ぐらい早く着いた。そのビルの入り口のシャッターは下りていたし、その日が雨だということもあって、人気が無かった。誰もいないのかなとビルの脇の雨が避けれる場所に行ってみたら予備校で顔見知りであったAさんがいた。このAさんというのは非常に元気で明るい人で、なによりおしゃれな女の人であった。あまり接点は無かったが、色彩感覚や個性共に一つ頭抜けてセンスが良かったので、すれ違ったりする度に洋服が好きな僕はその人の服装をチェックしていた。 短髪の似合う人であった。

「あ、こんにちは」と僕がぎこちない挨拶を繰り出すと、Aさんはにっこりとして、「こんにちはー」と返してくれた。 「こんなこと、前もあったよね」みたいなことを言われた。 そのとき僕が思い出したのは、昔予備校の仲間と遊びに行ったときに、僕とAさんだけが予定より早く到着していて、何となく時間を持て余したという記憶である。ちなみにこの記憶は僕が昔見た夢だ。なんだけど、僕は何だかそんな風に言われて凄くうれしい気がして気分を良くした。 Aさんは本当に明るくてパワフルでパワーパフガールズを三人足して三で割った感じの人で、でもSFCに受かっていたりして、知性のある人だった。そんなふうに、図抜けて明るく、なおかつ知性を持った人生が歩めたら周囲の賛否両論あれど、きっと楽しいだろうなあと僕は思った。

そんなこんなで、皆がゾロゾロと集まってきて、会場のビルへ入っていった。ビルのなかは吹き抜けになっていて、釣り堀があった。 みんなで釣り堀をしたのだけれど、偶然隣に居たのが同じ学校ではあるが予備校では見たことの無いAくんだった。今思えばこれが夢だと気付くチャンスだったのかもしれない。Aくんは釣りが上手で、一匹もつれない僕をよそに、沢山釣っていた。その釣り堀は大きなプールの上に細い足場が何本か渡してあるという形で、その足場の上に学校の皆が座って釣りを楽しんでいた。予備校のパーティーだったはずなのにまるで同窓会のように予備校関係なく同じ高校の人しか居なかった。今思えばこれも夢だと気付くチャンスだったのかもしれない。それで、ぼくは細い足場の上でバランスを崩してしまってAくんにぶつかってしまい、Aくんを釣り堀の池にに落としてしまった。僕は謝ったがAくんはニコニコして許してくれた。そのとき僕はiPhoneで現在地情報を見ていたが、どうも僕が居たビルの名前は「MIYAKE 3582年30月4日ビル」という名前であった。 その後昼食会となり友人たちと長い机に向かい合うようにして懐石料理のようなものを食べた。そのとき斜め前に安倍首相が座っていて、安倍首相だけがめっちゃ辛そうな担々麺を食べていた。 ぼくはそれがすごく羨ましかった。今思えばこれも夢だと気付くチャンスだったのかもしれない。

目が覚めた。

Aさんといい感じになれたのが嬉しかった。おわり。